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軽貨物の案件はどう獲得する?直受け・定期案件の探し方

軽貨物の案件はどう獲得する?直受け・定期案件の探し方

「同じ距離を走っているのに、なぜこんなに手元に残らないんだろう」——委託で軽貨物を走っていて、そう感じたことはありませんか。報酬から手数料が引かれ、ガソリン代や車両の維持費を自分で払うと、頑張った分が思うように残らない。その悔しさは、真面目に走ってきた人ほど強いはずです。

じつは、軽貨物の収入を左右するのは「どれだけ走るか」よりも「どの入り口から案件を受けるか」です。同じ稼働でも、案件の入り口と手数料の条件しだいで、手元に残るお金は大きく変わります。

なぜなら、軽貨物の報酬は成果報酬型で、途中に入る業者が多いほど中間で差し引かれるからです。逆に、直接に近い形で受けられれば、その分が現場の手取りとして残ります。

ここでは、軽貨物の案件を獲得する6つの入り口を、手取り・手数料・向いている人という現実的な観点で比較し、直受け案件・定期案件の探し方、そして単価の高い案件の見つけ方まで整理します。

読み終えていただければ、あなたは自分に合った案件の入り口を選べるようになり、手数料で削られずに手取りを残す道筋を持って、次の一歩を踏み出せます。

先にお伝えすると、「営業は苦手だけど、手数料で削られない案件がほしい」という方には、6つ目の入り口をぜひ読んでみてください。あなたのエリアで案件を受けられるかは、

目次

軽貨物の案件は「同じ稼働でも手取りが変わる」

まず押さえておきたいのは、軽貨物の案件には「入り口」がいくつもあり、そのどれを選ぶかで手元に残るお金が変わるという事実です。

多くのドライバーは、運送会社との業務委託や、マッチングアプリから案件を受けています。これは案件を探しやすく安定しやすい一方で、報酬から手数料が差し引かれます。元請けから二次請け、三次請けへと案件が渡るほど、途中でマージンが引かれ、あなたの手元に届く金額は少しずつ減っていきます。

下請け構造のイメージ
荷主 → 元請け(大手)→ 二次請け → 三次請け → あなた
案件が下へ流れるたびに手数料が差し引かれ、末端のドライバーほど単価が薄くなりがちです。「同じ荷物を運んでいるのに」という悔しさの正体は、この構造にあります。

だからこそ、案件を増やす前に考えたいのが「どの入り口から受けるか」です。手数料の薄い入り口を選べたり、中間マージンなしで受けられれば、走る量を増やさなくても手取りは増えます。次の章で、案件を獲得する6つの入り口を順番に見ていきましょう。

軽貨物の案件を獲得する6つの入り口

軽貨物の案件を受ける方法は、大きく分けて次の6つです。それぞれ、案件の探しやすさ・手数料・向いている人が違います。自分に合った入り口を選ぶために、一つずつ整理します。

料金や送客件数が自社に合うか、個別に確認したい方へ

入力内容を確認後、担当者からご連絡します。

  1. マッチングサービス・アプリを使う
    荷主とドライバーを結ぶWebサービスやアプリに登録し、条件に合う案件を選んで受けます。ピックゴー・ハコベル・キャリーオンなどが知られています。すぐに案件を探せて、案件成立時のみ手数料が発生する仕組みが多いのが利点です。一方で、案件ごとに手数料が引かれる、少額案件が中心になりがちという面もあります。向いている人:まず案件を確保したい人・スキマ時間で受けたい人。
  2. 掲示板を活用する
    軽貨物関係者が自由に書き込めるインターネット掲示板で、定期便や単発案件を探したり、自分をPRして仕事を取ります。費用がかからないのが利点ですが、反響はそれほど多くなく、案件数や信頼性にばらつきがあります。向いている人:他の入り口と併用してコストをかけずに探したい人(軸にはしにくい)。
  3. 飛び込み・テレアポで営業する
    小規模な物流倉庫や個人経営の会社に、料金表と名刺を持って直接訪問します。大手は担当者に会うのが難しいため、まずは従業員5名以下の小さな会社が狙い目です。仕事終わりに近くの候補企業へ料金表を配って回るイメージだと効率的です。繁忙の時間帯(午前中や夕方以降)は避けましょう。向いている人:直接の関係を作りたい人・営業に抵抗がない人。
  4. SNS・人脈でつながる
    XやFacebookで日々の活動を発信し、小規模な会社にダイレクトメッセージを送るなど、つながりから案件を得る方法です。無視されることもありますが、SNS経由で仕事を獲得している人も少なくありません。向いている人:発信が苦にならない人・同業とのつながりを広げたい人。
  5. 業務委託・求人サイトで契約する
    運送会社と業務委託契約を結び、定期的に仕事を回してもらう方法です。安定しやすい一方で、報酬から手数料が引かれ、働き方の自由度が制限される場合もあります。契約内容をよく確認しましょう。向いている人:まず安定した稼働を確保したい人。
  6. 加盟して「信用」を借り、中間マージンなしで案件を受ける
    個人では荷主に相手にされにくく、直受けのハードルが高いのが現実です。そこで、本部に加盟して法人としての信用を借り、集客と案件供給を任せるという入り口があります。つむぐ屋の場合、紹介した案件から手数料を引きません。案件はそのまま現場の手取りになり、集客はこちらが引き受けます。あなたは営業に時間を取られず、運転と現場に集中できます。向いている人:営業や集客は苦手だが、手数料で削られない案件を安定して受けたい人。
入り口 案件の探しやすさ 手数料 向いている人
①マッチング とても探しやすい 案件ごとに発生 まず案件を確保したい
②掲示板 反響は少なめ 基本なし コストをかけず併用
③飛び込み営業 手間がかかる なし(直接) 営業に抵抗がない
④SNS・人脈 運と発信力しだい なし 発信が苦にならない
⑤業務委託・求人 探しやすい 報酬から差し引き 安定した稼働がほしい
⑥加盟で信用を借りる 本部が供給 紹介案件は手数料なし(つむぐ屋) 営業は苦手・手取りを残したい

どれか一つに絞る必要はありません。大切なのは、それぞれの手数料と手取りを理解したうえで、自分に合う組み合わせを選ぶことです。

手数料で削られない案件の選び方|4つの確認ポイント

どの入り口を選ぶにしても、案件を受ける前に必ず確認したいのが「手数料と条件」です。ここを見落とすと、「思ったより手元に残らない」ということになりかねません。次の4点を確認してください。

  1. 紹介手数料は何%か:案件ごとに何割も引かれないか。手数料の割合が、そのまま手取りの差になります。
  2. 支払いは確実か:支払いサイト(締め日・支払日)や実績を確認します。支払いがルーズな業者も残念ながら存在します。
  3. 顧客・案件は自分のものになるか:継続して受けられる案件か、単発で終わるか。
  4. 月額型なら、その固定費以上に案件が入るか:固定費を払う形なら、それを上回る案件が安定して入る見込みがあるかを確かめます。

ここが手取りの分かれ道です。同じ売上でも、手数料の条件が違えば、1年で数十万円の差になることも珍しくありません。「安く見える案件」ではなく「手元に残る案件」を選ぶ目を持ちましょう。

直受け(直請け)案件のメリットと、個人だと難しい理由

「直受け(直請け)」とは、仲介業者を通さず、荷主と直接契約して案件を受けることです。正式には「直請け」と表記されます。中間に業者が入らないぶん、手取りが増えやすいのが最大の魅力です。

直受け案件のメリット

  • 中間マージンがなく、手取りが増えやすい:同じ稼働量でも、削られる分がないぶん手元に残ります。
  • 単価を交渉できる:荷主と直接やり取りするため、条件の相談ができます。
  • 働き方を自分で決めやすい:スケジュールを自分で調整しやすくなります。
  • 信頼が積み重なり、次の案件につながる:仕事ぶりが荷主に直接伝わり、継続や紹介に発展しやすくなります。

ただし、個人だと直受けは難しいのが現実

いいことばかりに見えますが、直受けには壁があります。企業はトラブルや欠員のリスクを避けたいため、個人ドライバーとの直接契約を敬遠する傾向があります。もし1人で受けている人が体調を崩せば、荷主はまた人を探さなければならないからです。そのため、実際に直受けだけで走っている個人ドライバーは、決して多くありません。

さらに、直受けは案件が突然なくなったときのリスクも自分で背負います。契約が切れれば、次の契約先を自分でイチから探すことになり、その間は収入が途切れてしまいます。

料金や送客件数が自社に合うか、個別に確認したい方へ

入力内容を確認後、担当者からご連絡します。

対応地域・経験・現場余力から、案件紹介との相性を確認したい方へ

全7問。回答内容をもとに適合性を確認します。

そこで有効なのが、6つ目の入り口です。個人では借りられない「法人としての信用」を、加盟という形で借りる。本部が荷主に対する信用を担保し、集客と案件供給を引き受けることで、個人では届きにくかった直受けに近い形の案件を、手数料なしで継続して受けられるようになります。営業が苦手でも、腕さえあれば案件の入り口を持てる——ここが加盟という選択肢の意味です。

「営業は苦手だけど、手数料で削られない案件を安定して受けたい」——
そんな方は、あなたのエリアで受けられる案件があるか、まず確認してみませんか。

定期案件で収入を安定させる方法

「定期案件(定期便)」とは、荷主から決まったスケジュールで継続的に荷物を運ぶ契約です。毎週決まった曜日に決まった場所へ配送する、といった形が典型です。案件が読めるため収入の見通しが立ち、多くのドライバーにとって理想的な形です。

定期案件を取るには「信頼」が鍵

定期案件を得る近道は、目の前の仕事を丁寧にこなし続けることです。直接契約では仕事ぶりが荷主に伝わりやすく、満足してもらえれば「次もお願いしたい」「別の案件も紹介したい」と広がっていきます。

個人には難しさもある

一方で、個人事業主が定期案件を単独で獲得するのは難易度が高めです。荷主からすれば、1人で回している相手に定期を任せて、もし欠員が出たら困るからです。そのため、多くの実績を積んで社会的な信用を高める必要があります。

ここでも「信用」を借りるという発想が効きます。本部が荷主に対する信用を担保していれば、個人では任せてもらいにくい定期案件も、加盟店として継続的に受けやすくなります。欠員時のフォロー体制があることも、荷主が安心して定期を任せられる理由になります。

単価が高い案件(長距離・夜間・早朝)の見つけ方

手取りを増やすもう一つの道が、単価の高い案件を選ぶことです。時間帯や距離によって、単価が上がりやすい案件があります。

  • 長距離案件:1件あたりの走行距離が長く、単価も高くなりやすい案件です。拘束時間は長くなるため、体力と車両維持のバランスを考えて選びます。
  • 夜間配送案件:夜間帯は割増がつくことが多く、日中より単価が高くなりやすい傾向です。生活リズムを合わせられる人に向いています。
  • 早朝案件:早朝の定期便なども割増や優先が付きやすく、午前で仕事を終えて残りの時間を別の案件に充てる、という組み方もできます。

こうした単価の高い案件は、探しても個人には情報が回ってきにくいことがあります。信頼できる供給元を持っておくと、条件の良い案件が入りやすくなります。

注意:単価だけで選ぶと、拘束時間・燃料費・体への負担で「時給換算では割に合わない」ことがあります。単価と、そこにかかる時間・経費を差し引いた「手取り」で判断しましょう。

やってはいけない案件の取り方(横取り・規約違反)

案件を増やしたい気持ちが強いほど、やってしまいがちな「信用を失う行為」があります。軽貨物の世界は、持ちつ持たれつの信頼で成り立っています。次の行為は避けましょう。

  • マッチングで会った荷主に、直接営業をかける:集荷に伺った荷主へ直受けの営業をするのは、マッチング運営からの荷主横取りにあたり、規約違反です。
  • 紹介でもらった案件の荷主に、営業をかける:横のつながりで回してもらった案件の荷主に営業をかけるのも、業界内では禁じ手とされています。

目先の1件のために信用を失えば、その後の案件も紹介も途絶えてしまいます。長く続けるほど、誠実さがそのまま案件の入り口になります。

収入を安定させる黄金比|直受け4割・委託6割+掛け持ち

案件の入り口を一つに絞りきると、それが途切れたときのダメージが大きくなります。そこで、複数の入り口をバランス良く持つことが、収入の安定につながります。

目安の割合:全体の約4割を直受け(に近い手数料の薄い案件)、残りの6割を委託やマッチングなどで補う。こうしておけば、一つの案件がなくなっても、収入への影響を抑えられます。

運転一本に絞らず、軽作業との掛け持ちで谷を埋める

もう一つ、現実的に効くのが「掛け持ち」です。軽貨物ドライバーの多くは、荷物の積み下ろしや簡単な軽作業もこなせます。配送の閑散期に、引越しの手伝い・不用品の運搬・家具移動といった軽作業の案件も受けられれば、収入の谷を埋められます。

つむぐ屋は、配送だけでなく、便利屋・軽作業を含む幅広いジャンルの案件を扱っています。運転一本に絞らず、あなたができる仕事を掛け持ちで受けられるので、繁閑の波に振り回されにくくなります。集客の考え方は、便利屋など他のジャンルにも共通します。ジャンルをまたいだ案件獲得の総論は、便利屋の集客記事もあわせてご覧ください。

まとめ|軽貨物の案件獲得の鍵は「手取りが残る入り口」

軽貨物の案件の取り方について、大切なポイントを整理します。

  1. 軽貨物の案件は「どれだけ走るか」より「どの入り口から受けるか」で手取りが変わる
  2. 案件の入り口は6つ(マッチング・掲示板・飛び込み営業・SNS/人脈・業務委託/求人・加盟で信用を借りる)
  3. 案件を受ける前に、手数料・支払い・顧客の帰属・固定費との釣り合いを必ず確認する
  4. 直受けは手取りが増えるが、個人だと企業に敬遠されやすい。加盟で信用を借りると受けやすくなる
  5. 定期案件・単価の高い案件(長距離・夜間・早朝)も、信頼できる供給元があると入りやすい
  6. 収入の安定は、直受け4割・委託6割+軽作業との掛け持ちで谷を埋める

案件をたくさん取ることよりも、「手取りが残る入り口」を持てるかどうか。それが、真面目に走ってきたあなたの腕が、正当に評価されるかどうかの分かれ道です。

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